正しい歯磨きの仕方
正しい歯磨きの仕方とは?
歯磨きは、虫歯や歯周病を防ぐために必要です。これは、歯磨きで虫歯の原因となる糖や歯周病の原因となる歯垢を落とせるためです。しかし、正しく歯磨きできていなければ、虫歯や歯周病を予防することはできません。そこで今回は、正しい歯磨きの仕方について春日部市、武里の歯医者、やまもと歯科が分かりやすく解説いたします。
◆歯ブラシの当て方や動かし方
歯ブラシの当て方や動かし方、力加減が重要となります。次の3つを押さえましょう。
・毛先を歯の面に当てる(歯と歯肉の間や歯と歯の間にも丁寧に当てる)
・細かく動かして1~2本ずつ磨く
・毛先が広がらない程度の力加減で磨く
また、歯垢は歯に粘着しているため、軽く磨くだけでは取り除けません。そのため、1ヶ所につき20回は磨くことが大切です。
◆歯によって磨き方を変える
歯は、1本ずつ形が異なります。磨きやすさも変わるため、歯によって磨き方を変えるようにしましょう。
・噛み合わせ
噛み合うところは、奥から手前に向かって歯ブラシを動かしましょう。
・前歯の裏側
前歯はカーブしているため、歯ブラシを縦向きに当てて磨きましょう。
・背が低い歯
1本だけ背が低いと、そこだけ歯ブラシが当たりません。ななめ横から歯ブラシを当てて細かく動かしましょう。
・デコボコしているところ
歯並びがデコボコしているところは、1本単位で歯ブラシを縦向きに当てて磨きましょう。
◆歯磨きのタイミングも重要
適切なタイミングで歯を磨くことで、虫歯のリスクを抑えられます。糖を摂ると、歯垢に含まれる細菌が酸を分泌し、歯の表面を溶かします。そうすると、唾液の働きによって口腔環境が元の中性に戻るのですが、それには約40分かかります。その間に歯のミネラルが溶け出しやすくなるため、食後はすぐに歯磨きをすることが大切です。
また、寝ている間は唾液の分泌が減少して細菌が増えやすくなるため、寝る前の歯磨きはより一層丁寧に行うようにしましょう。
◆まとめ
歯磨きは、虫歯や歯周病を抑えるために必要です。正しく歯磨きができていないと、毎日歯を磨いても虫歯や歯周病になる可能性があります。歯磨きの仕方が合っているか確認するために、歯科医院で定期的にブラッシング指導を受けることをおすすめします。その際には、虫歯や歯周病がないか診察を受けられるため、早期発見にも繋がるのです。正しい歯磨きの仕方を学びたい方は、春日部市、武里の歯医者、やまもと歯科にお越しください。
2018年12月23日 (日)
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